The Making of ハイスクール・レースウォー(コミック)
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2008年11月
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2008/11/01
 主人公カイトが通う高校の最初のセットは入り口。白い部分が校舎、奥のベージュの壁が体育館という設定で作ってある。配置は私の中学校をベースにした。カイトとジョニーが作中で初めて揃う場面。レイコも初登場する。ジョニーの仲間四人のフィグもこの時点で決定した。2章で学校帰りにカイトとビッグ・ボッパーが出会うシーンも撮影した。
1-4 1-5 2-2 2-3 2-4

2008/11/01
 11章の1コマ用に撮影しておいた。不良から武器を取り上げるカイトの図。1章と11章に学校のシーンが集中しているため、11章のコマも順次埋めていった。
11-7

2008/11/05
 同じく高校の入り口だが、別角度から撮影する為のセット。壁や倉庫など一部のセットを残し、道路の反対側に工業的な建物を作った。
1-4 2-2 2-3 クレジット

2008/11/09
 最初のハードな撮影がこの教室のセット。出てくるコマ数は非常に多い。セットの方も気合が入っており、今までコミックで作ってきた中では最大の教室になった。廊下側のセットは別撮影にしようかと思ったが、一緒にくっ付けることにした。画像は1章の撮影途中。クラスメート全員が教室に収まっている。
1-6 1-7 1-8 1-9 1-10

2008/11/09
 壁はどれも取り外ししやすいように作ってあり、撮影角度によって壁を外しておく。クラスは生徒30名で机も30脚用意してあるが、不良なので指定の席に着く者は少ない。デジラで買ったパーツはこの机と椅子に使った。
1-6 1-7 1-8 1-9 1-10

2008/11/09
 1章4ページ目でもう教室のシーンが1コマあるので、コミック製作はここまで頓挫していた。期末テストを受けるカイトの回想となる。クローズアップの画なのでカイトの周辺しか人形を配置していない。その後3-10ページでも回想として出てくるが、全く同じ画像を使っている。
1-4 3-10


2008/11/09
 11章のための教室のシーン。廊下で生徒を指導するカイトを、教室からレイコとビッグ・ボッパーが見ている。そらに廊下でのシーンも撮影。
11-7 11-8 11-9

2008/11/10
 間にも3章にだけ教室が出てくる。朝の教室でカイトとレイコが話している場面。今回は非常に長いので間の撮り忘れがないかをよく確認しなければならない。後で抜けに気づいても教室のセットを再構築するのは、最初に作り上げるより面倒な作業になってしまう。
3-1 3-2

2008/11/11
 予定にはなかったが、最後のページに使う用にクラスメートの集合写真を撮っておいた。レースウォーの後なのでジョニーだけいない。ジョニーは別撮りで後から付け足す。
クレジット

2008/11/12
 2-1ページで廊下を歩くカイトのショット。本当は別セットを作る方向で考えていたが、このセットを利用することにした。これで教室のセットでの撮影は全て終了した。
2-1

2008/11/14
 校舎入り口。屋根付きの通路を歩いていけばロッカーにたどり着くという感じ。これは自分の高校をイメージして作った。1-6ページでロッカールームにいるカイトのコマもこのセットで撮った。
1-6 2-2

2008/11/14
 茶色い壁の中は職員室になっている。校舎入り口とは別のセットにする予定だったが、一緒にした方がお徳だしより良い写真が取れるので同時に作った。内装と外装を兼ね備えているセットは私のコミックでは珍しい。
2-1

2008/11/14
 11章ラストのコマ。撮影もまだ序盤ながら、ここまでで11章のコマもかなり埋まった。
11-9

2008/11/20
 随所に使う校舎外観のミニモデル。これまで作ったセットに合わせて高校の全体を作った。中央の影がかかっている部分が校舎入り口で、右奥がカイトが通った敷地への入り口となる。しかし教室のセットではベランダがあるのに、ミニモデルでは省略してしまった。また、校舎に階段のセクションを作るのを忘れていた。この日は日中に撮影した。
11-7

2008/11/21
 翌日も同じセットを使って追加撮影した。画像はセットを反対側から見たところ。手前のグレーの屋根は自転車置き場のつもり。この日は日中から夕方にかけて時間間隔をとりながら撮っていった。 
1-5 2-1 3-1 3-2

2008/11/26
 カイトの中学時代の回想シーン。テストを返却しているシーン。ビッグ・ボッパーとオナチュー設定なので、中学の回想はこのあとも出てくる。しかし教室のシーンはこの1コマのみ。
1-6

2008/11/27
 自分で書いた台本によると、1-6ページでカイト自宅の修理工場が回想として出てくる。しかし1章の段階で教室と工場という二つの撮影の山場を両方こなすのはハードすぎるため、仮のセットを組んで1-6ページ用の2コマを撮った。仮セットのため後に出てくる修理工場とは壁や機材が違う。一時的にコマを埋めておくための撮影であり、後に正式な画像と入れ替えた。これで1章の撮影は終了した。

2008/11/29
 カイトとビッグ・ボッパーが歩きながら会話するシーン。今回のコミックでは同じように歩きながらのシーンが何回か出てくるが、非常に面倒な作業である。少しずつ背後の景色が流れていくため、各コマの背景が全てつながっていなければならない。
2-4 2-5 2-6

2008/11/30
 左奥の建物を一つ潰し、右側に新たな建物を作った。少し歩くペースが遅いような気がする。ちなみに2-5ページでの過去のレースウォーのシーンは、「フライングレーサー」と「赤い自動車」の画像を再利用したものだ。
2-5 2-6
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